日本大学 病院力
脳低温療法で知られる救命救急センターなど、世界レベルの高度な医療を誇る本学医学部付属病院の「実力」を紹介するとともに、さまざまな病気の解説書ともなっている。第一部「救命救急力」、第二部「診断・治療力」、第三部「病院・医療力」からなるが、第二部に本書の大半を割き、心臓、脳、消化器、肝臓から骨・関節、目まいの病気まで取り上げ、原因、症状、治療法などを分かりやすく説明。「生活習慣病」予防のために日常生活で留意すべきこともアドバイスしており、特に中高年には役立ちそうな一冊。
医学部教授らが「健康にいい卵、ハチミツとは」「タバコは椎間板を破壊する」などのコラムを書いているほか、上松瀬勝男前駿河台病院長と長尾建・助教授が「救命救急医療」について、堀江孝至医学部長と医学部OBの鴨下一郎参院議員が「総合医学力」について語っている。
書籍名 | 日本大学 病院力 |
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著者名 | 総長・医学博士 瀬在幸安・監修 月刊「財界人」・編 |
月号 | 2005年冬季号 No.102 |
価格 | 1,500円(税別) |
出版社情報 | 東京都千代田区神田錦町1-4、政経通信社 |